12月といえば

師走は忙しい。
坊さんは走るし、サンタクロースは空を駆けるし、クリスマスだのお節料理だの年越しそばだの大掃除だの、年賀状だの年末進行だの。12月は仕事に遊びに家事に励むことになっている。

しかし、所詮これらは人の都合。暦によってずれる程度のものだ。
間に合わなければ太陽太陰暦で仕切りなおせばよい。

それより
12月といえば「ふたご座流星群」である。
今年は月もあまり邪魔にならない。条件がよい。
14日ころまで夜お出かけの際は夜空を眺めてみてくれ。
または、そのために出かけてくれ。ただし寒すぎるので、誰かを誘うのはおすすめできない。

ふたごの兄弟、カストルとポルックスの青い星カストル近くに放射点がある。
放射点に近いほど流れるスピードが早く尾が短いので、願い事をしたいならカストルから離れたところが狙い目である。
また、群ではない流星もある。つまり空全体を漠然と眺めていればよい。

ところで、流星群は毎年決まった時期にやってくる。
12月14日頃のふたご座流星群は流星数が多いことから、1月4日頃のしぶんぎ座流星群、8月13日頃のペルセウス座流星群と共に「三大流星群」と呼ばれている。

盆暮正月付近は流星群の時期だと覚えておけば計画的に願い事ができるだろう。

こちらは新暦対応である。

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