<南三陸イヌワシ火防線プロジェクト>トレイル整備プログラム 開催報告
見事な秋晴れとなった11月10日(土)~11日(日)、
県内はもちろん、関東方面からもご参加いただき、定員の15人は
<南三陸イヌワシ火防線プロジェクト>トレイル整備プログラム 開催報告
見事な秋晴れとなった11月10日(土)~11日(日)、
県内はもちろん、関東方面からもご参加いただき、定員の15人は
朝晩めっきり冷えるようになったと思ったら、もう11月。
里の柿やりんご、海の牡蠣やアワビなどなど、食欲の秋も満開といったところ。
<南三陸イヌワシ火防線プロジェクト> トレイル整備プログラムもいよいよ間近となりました。
このイベントでは、1日目にトレイルを巡り、2日目に藪を伐り拓いてトレイルを整備します。
先日は山麓の集落の人たちが集まって、毎年恒例の登山道刈り払いを行いました。
背丈を越えるようなススキが繁茂していましたが、登山口から祠のある山頂まで、20名くらいで1時間半。さすが手慣れた人たちの作業だといつもながら驚きます。
ついでに道の脇に顔を出したキノコもゲットするところ、さすがです。
友の会メンバーも、負けじと(というわけではありませんが)山頂から先の薮に突っ込みました。
2018年10月18日をもって、「志津川湾」
めでたいことだ。
たしかに
南三陸町では過去2度に渡ってラムサール条約シンポジウムが開か
何度も「もう決まりだ」「でも、まだ本登録ではない」
通のみなさまにおかれましては「また言ってるよ」
登録されたことは間違いなさそうだ。
めでたしめでたし。
南三陸ネイチャーセンター友の会の重点活動のひとつ、「南三陸イヌワシ火防線トレイルプロジェクト」の公式ムービーが、パタゴニア日本支社さんの全面的なご協力により公開の運びとなりました。
プロジェクトの狙いや、実際の山での作業の様子が、美しい映像とともに分かりやすくまとめられていますので、みなさまぜひご覧ください。
実は撮影されたのはプロジェクト開始当初で、今よりも少しだけ若い会長や事務局長が出てきていろいろ喋ってますが、そこはご愛敬ということで‥
暑かったり寒かったりと、なかなか安定しない今年の夏ですが、早くも秋(それも晩秋)の山イベントをお知らせいたします。その名も「南三陸イヌワシ火防線プロジェクト・トレイル整備プログラム」!
以前このブログでも紹介したとおり、南三陸ネイチャーセンター友の会では、南三陸町を取り巻く町境の分水嶺などにかつて整備されていた「火防線(かぼうせん)=山火事の延焼防止等のためにひらかれた帯状の無樹林地」をふたたび歩けるようにするプロジェクトを進めていますが、今回なんと!旧火防線や巡視路の跡を切り開いていく作業を実際に山で体験していただく一泊二日のツアーを企画いたしました。
夏である。
連日の暑さもあり、バテ気味になってる御仁も多かろう。
文明の利器の恩恵に預かれるならば大いに利用し、
さて、ここ南三陸町では暑いと言っても熱帯夜はほとんどない。
夜は快適に動ける。星見が捗る。
この夏の夜空はやる気だ。
月食に始まり、火星大接近、ペルセウス座流星群も月齢がよい。
月食は残念ながら曇りで月影すら見えなかったが、
火星の魅力と言えば、その赤さだ。肉眼で見てもはっきり赤い。
大接近中であり、位置もやぎ座で見やすい時刻に昇ってくる。
お近くに天文台、科学館、プラネタリウムなどがあれば、
ちなみに右隣のいて座には土星が、さそり座を飛ばして、
夜空を見上げて明るい星を見つけると嬉しい。
その感覚は知識を得ても変わることはない。
子ども自然史ワークショップ2018のお知らせは、お手元に届いているだろうか。
2018年7月16日(月)海の日
12:30〜16:30
南三陸町戸倉公民館
海藻、化石、イヌワシ、海、植物など
南三陸の自然をテーマにしたワークショップが一堂に会します。
次のような方には参加を強くおすすめします。
・とにかく生きものや自然が大好きだ
・という子どもの質問に答えられなくて困っている
・生きものに興味がある
・自然に興味がある
・が、どうしたらいいか分からず気持ちを持て余している
・子どもに自然と触れあって欲しいが方法が分からない
・子どもとお出かけをしたい
・このブログを読んだ上に16日は予定がない
生きものや自然の魅力を伝えるべく、準備も着々と進んでおります。
お代や予約は不要。
小さなお子さんが休める部屋などもございます。
夏休み寸前。
遊びたい気分が上昇しているであろうこの時期に、
ぜひとも、お出かけください。
去る3月24日、パタゴニア日本支社さんの全面的なご協力のもと、南三陸町入谷地区と志津川地区、歌津地区にまたがる山歩きイベントを開催しました。
その名も「南三陸火防線ウォーキングイベント」!
「火防線」と聞いてピンとくる人も今では少ないと思いますが、かつて林業が盛んだった頃には、日本の山々には村境の尾根線を中心に、山火事の延焼防止のための幅広い無樹林地が通路状に延々と設けられていて、それらは「火防線」「火防帯」あるいは「防火帯」などと呼ばれていました。放っておけば草木が繁って埋もれてしまうその帯状の土地は、地元の方々が刈り払いなどの整備を怠りなく続けていたからこそ維持されてきたのですが、長引く林業不振によって、その多くはヤブと化してしまいました。
そうした、かつての火防線跡を中心とした尾根道を、再び歩けるようにしようと、南三陸ネイチャーセンター友の会では「火防線トレイルプロジェクトとして、2015年2月から刈り払い等の作業を進めてきましたが、このたび入谷タラ葉沢の盆地をぐるりと囲む惣内山~坂の貝峠~神行堂山のルートがついに開通したので、そのお披露目を兼ねたイベントとして開催させていただきました。
以下、そのレポートをお伝えします。
自転車や徒歩で移動すると、生きものとよく遭遇する。
語弊はある。
移動距離からして量的には車の方が生息圏内を通過しているはずだ。しかし動物は逃げるし視界は狭いし一瞬で通りすぎてしまって認識しにくい。
もっとも、点にしか見えない鳥を見分ける鳥屋さんや、森のなかで外来種を目敏く見つける植物屋さん、果ては石を割ったら化石が出てくる地質屋さんなど人の認識力には個人差がありすぎるので、市井の人々は普段、車に乗っている時は生きものなど見ていないという一般的な話として受け流していただきたい。
いつものように自転車で近所を走っていた。
そろそろだ。条件もよい。
と、やはりいた。
ゲンジボタルが4匹
個人的に2018年は6月17日をもってホタルシーズン到来とする。
この〇〇シーズン到来。
報道ではよく耳にするが、1年は365日しかない。
一方観察対象となる生きものや現象は無数である。
どう考えても毎日シーズン到来しまくりだ。
よって興味の範囲が広がると、とても忙しい。
ついうっかり自然史ファンになってしまうと、大変なことになる。
今年の海の日も、そんな大変なことになるいつものアレを開催します。
乞うご期待。
惑星という名称、冷静に考えれば失礼だ。星は惑ったりしない。
単に名付け親の主観だ。
他の星を無視して、せかせかと進んでいたかと思えば突然逆行しはじめる落着きのない星がある。明るさも変わるし。他の星と違うから名前つけるか。
惑ってるから、惑星にしよう。
とか何とか。
いい迷惑だ。
ところが、実際に星空観察をしていると星権そっちのけで「逆行しはじめた」と思ってしまうのである。
もちろん見かけ上だ。惑星よ、申し訳ない。
今年は火星・木星・土星の三大観やすい惑星が、とてもよく観えます。
今は木星と土星が逆行中です。
夜、南の空を眺めると、さそり座のお隣、てんびん座にやたら明るくかがやく木星が見えます。
なんか明るい星があるな、と思ったらそれです。
土星と火星は、さそり座の反対隣、いて座にいます。
火星も明るい。
7月には大接近するので、これから楽しみである。