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【南三陸自然史講座】第10回

2020年2月20日 7:00 PMから8:30 PM

無料

ネイチャーセンター友の会主催「南三陸自然史講座」の第10回目。

テーマは、”海底堆積物”。
地形と地質から南三陸の豊かさを語る ~テロワールを捜して~」と題して、南三陸ネイチャーセンター友の会会員で東京海洋大学・特任教授の北里洋が南三陸の海底の秘密に迫ります!!
以下、北里教授からのメッセージです。

志津川湾を望む南三陸町は、豊かな自然に恵まれた土地です。 懐が深い山に囲まれた志津川湾は栄養豊かで、生物生産性も高いと言われて います。
しかし、私たちは志津川の海底がどうなっているかは、実は知りません。
海底地形は? 底質は? 生物は? 陸と海との繋がりは? 沿岸の生き物たちは、地形や地質を含んだ自然 に影響されて、特徴が出ていると思うのです。
「テロワール」という言葉があります。ワインのブドウが、土地、気候、人的な要因が異なると、土地ごとに異なる癖を持つブドウになり、 ワインの味も異なることを言います。畑ごとに日当りが異なり、土壌や石の特徴も違うと、それぞれ違うブドウが育つのです。また、 住人の文化が違えば好みも変わってきます。これらの複合的な特徴を 丸めてテロワールというのだと理解します。
皆さんと、「海のテロワールを探したい」。これが、今回話をさせていただきたい動機です。
本講座では、志津川湾を取り巻く南三陸の地形と地質を見て景色を楽しみ、海岸をぶらつき、そして海の中を覗いて、志津川湾の特徴を掴んでゆきます。「ブラタモリ」ならぬ、「ブラひろし」です。お付き合いください。

印刷用チラシ(PDF)はこちら→2020年2月南三陸自然史講座.pdf


「南三陸自然史講座」は、カルチャーin公民館の一環として開講するもので、広く身近な自然をテーマとした連続講座。
講師は友の会会員が持ち回りで務めます。
連続講座ですが、途中からの受講や気になる話題だけの受講もOKです。
毎月第三木曜日の午後7時から、南三陸町生涯学習センターで開催します。

申し込みは、志津川公民館(生涯学習センター内)0226-46-1341 までお願いいたします。

 

詳細

日付:
2020年2月20日
時間:
7:00 PMから8:30 PM
費用:
無料
イベントカテゴリー:

会場

南三陸町生涯学習センター
南三陸町志津川新井田165−1
本吉郡, 宮城県 986-0727 Japan
電話:
0226-46-1351

主催者

南三陸ネイチャーセンター友の会
電話:
0226-46-2037
メール:
info@m-inuwashi.jp
サイト:
https://m-inuwashi.jp