第31回自然史講座を開催いたします。今回のテーマは「フン化石」。講師は、(一社)南三陸町観光協会 所属、地域おこし協力隊の菊池さんです!
すっかり有名になった南三陸町の化石ですが、魚竜や嚢頭類(のうとうるい)の他にも「フン(糞)」の化石があるのをご存知でしょうか?実はこれが、当時の生物がどんなものを食べていたか調べることができるの貴重な化石であり、南三陸町でもたくさん発掘されております。南三陸町で化石の魅力を発信されている菊池さんの、専門分野であるフン化石のお話を聞くことができる貴重な機会ですので、興味のある方は是非ご参加下さい!(以下、菊池さんからのコメントです)。
「「化石」と聞いて一番初めに想像するものは何でしょうか?多くの人はまず「骨」が浮かび上がるかもしれません。ですが、今回の題材は骨でも恐竜でもない「フン化石」についてです。大小様々なサイズに、楕円状から螺旋状を描くものまで見つかっており、そして、その全てが骨化石とは異なる情報源になりえます。約2.5億年前の南三陸町、その海中で置き去りにされた食の痕跡であるフン化石。今回はそこから判明した生き物の多様性をご紹介したいと思います。」
(くわしくはこちらをクリック)第31回南三陸自然史講座