中秋の名月に曇。よくあることだ。
雨が降ったがやんだので気にしない。冬用ダウンを着ていても寒いが気にしない。自然観察は思い通りにいかない。よくあることだ。
月が雲に隠れている間、西に沈みつつある土星を見たり、北斗七星の6番目の星ミザール(二重星)とアルコルを見たりしつつ、差し入れのダンゴを食べ、雲が薄くなったところで月を眺め、月の地形図を参照し、「さ、寒い」といいながら、風流とは程遠いお月見が行われた。参加者は私を入れても2名だ。
夜間フィールドスコープを覗いているが変態ではない。60倍なら土星の輪や二重星を見ることができるし、月のクレーターも見える。手軽な観察には便利だ。
午前2時頃、目が覚めると外が明るい。スコープを持ち出し晴れた夜空を堪能した。
気温は5℃だった。
月の地形図は国土地理院のサイトでダウンロードできます。