今年も全国一斉水質調査に参加申し込みをした。
http://www.japan-mizumap.org
毎年6月の決められた日に、その名のとおり全国で一斉に同じ調査を行うもので、
この地では2014年から個人参加、その後友の会入会を機に団体参加に登録を切り替え今に至る。
昨年までの場合、試薬キットはもとより温度計(初回のみ)やオリジナルのマニュアル、記録用紙、調査中の保険も主催者持ちだ。
(提供内容は変わる可能性があります)
今年で15回目とあって、マニュアルは調査計画から至れり尽くせりである。
試薬キットは共立理化学研究所のパックテスト®を使うのだが、オプションの適量を吸い上げるのに最適化されたパックンという容器やポリピペット(スポイトのことね)も入っている。
これらに、時計、折りたたみバケツ、ロープ、タイマー、バット、筆記用具、クリップボードを装備に加えている。
あとはひたすら、採水→テスト→記入→移動を繰り返すのみ。
調査中は地元のお年寄りが話しかけてきて、昔の様子を教えてくれたりする。
ありがたいことだ。
ただし昔語りの域に達している場合もあるので注意が必要だ。
「身近な水環境」ということなので、我が家から近い伊里前川および支流の樋の口川を主な調査対象としている。
この調査のすばらしいところは、日本国内で河川等の水質調査をマニュアルに従って行い、結果を報告するだけで誰でも参加できるところだ。
締め切りは3月10日なので、まだ間に合います。
そして、試薬キットを提供してもらえるので手間さえかけられれば好きなだけ調査ポイントを設けられる。
将来的に同じポイントでの調査ができなくなる可能性を考えて、少し多めにポイント設定をしている。
調査が終わると手元には大量の使用済みパックンとポリピペット、パックンが残る。
当然二次利用する。
とりわけパックンすばらしい。
パックンは栓もついているので、
透明容器として余生を送ることになる。
砂の採集や小さな生きものの観察に活躍している。