惑星という名称、冷静に考えれば失礼だ。星は惑ったりしない。
単に名付け親の主観だ。
他の星を無視して、せかせかと進んでいたかと思えば突然逆行しはじめる落着きのない星がある。明るさも変わるし。他の星と違うから名前つけるか。
惑ってるから、惑星にしよう。
とか何とか。
いい迷惑だ。
ところが、実際に星空観察をしていると星権そっちのけで「逆行しはじめた」と思ってしまうのである。
もちろん見かけ上だ。惑星よ、申し訳ない。
今年は火星・木星・土星の三大観やすい惑星が、とてもよく観えます。
今は木星と土星が逆行中です。
夜、南の空を眺めると、さそり座のお隣、てんびん座にやたら明るくかがやく木星が見えます。
なんか明るい星があるな、と思ったらそれです。
土星と火星は、さそり座の反対隣、いて座にいます。
火星も明るい。
7月には大接近するので、これから楽しみである。