秋〜春にかけてはヤブ活(イヌワシ火防線プロジェクト)のシーズンです。
トレイルを楽しみながら整備するイベントなど多くの方々にご参加いただきながら活動してきたのですが、今シーズンは訳あってそれができませんでした。
火防線ファンの皆さまには申し訳ありません。
というのも、あの「令和元年東日本台風(台風19号)」によって、プロジェクトと関わりのある山林も痛手を受けたことが原因です。

”イヌワシの森を取り戻す”活動は、ネイチャーセンター友の会の「イヌワシ火防線トレイルプロジェクト」のほかにも、官民共同で”イヌワシと共生する林業”への取り組みという形でも進んでいます。
伐採と再植林を計画的に実施することによってイヌワシの狩り場となる山の開けた環境を維持するとともに、効率の良い林業を協力しながら行いましょう、という取り組みです。
その取り組みの中心となる山が被害を受けたため、友の会としても放っておけない!ということで、ボランティアでの植林作業などを行いました。
作業は、豪雨によって崩れた林道を苗木を背負って歩くなど危険が伴うため、広く協力をお願いすることができませんでしたが、プロジェクトに関わってくださっている強者の方々のご協力もあり、予定していた植林を終えることができました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

火防線の山の被害はというと、アクセスのための山道がやはり崩れたり土砂で埋まったりといった被害を受けましたが、トレイルそのものは大丈夫でした。
というわけで、火防線の整備の方も会員の活動としてコツコツと行なっている次第です。

 

コツコツですが、またルートが延びました。
弥惣峠から東へ、三方境(南三陸町・登米市・気仙沼市の境界)まで開通です!

 

やはり、始めはこんな藪からのスタートでした。

 

雪の日もあったりして。
でもなんか楽しそう。

 

雪の少ないシーズンでしたが、作業の日に限ってしっかり降るのですよ。。
しかし、きれいだなぁ。

 

マンサクの花。
春の訪れも感じます。

参加したみなさん、おつかれさまでした!!
やぶ活シーズンはまだ終わりません。
会員の皆さまには、また新たなルート開拓のご案内があるかと思います。ふるってご参加ください!
イベントも、できたらいいなぁ、とは思っています。。期待しないで待っててください。